こんにちわ!ちぬまるです。
氷河期世代で大学卒業後に4度転職を経験。
現在の会社で課長を務めています。
卒業した大学の偏差値はあまり高くありませんが、
下記のような転職経験があります。
・卸売製造会社(中小日本企業)…総務部門
・医療機器管理会社(中小日本企業)…営業部門、生産管理部門
・医療機器製造会社(大手日本企業)…営業部門
・医療機器製造会社(外資系)…営業部門
・輸送機器製造会社(中小日本企業)…品質管理部門、資材調達部門
大学受験に失敗し、偏差値の低い大学に在学中です。(もしくは出身)
なんとか努力して大企業に入りたいのですが無理でしょうか?
何か良い方法ってないのかな?
この記事はこんな方にオススメです!
・偏差値の低い大学に在学中だが、大企業への就職を目指したい
・偏差値の低い大学を卒業して中小企業で就職中。でも大企業に入りたい!
・有名大学への入学無理=大企業への就職は無理と思い込んでいるあなた!
今回紹介する採用事例を知れば励みになりますし、大企業へ挑戦する際のコツを知ることもできますので、ぜひ何度も読んであなたの糧としてください!
偏差値の低い大学出身でも大企業に入れる?
朗報です!!
偏差値の低い大学出身でも、大企業に入れる可能性があります!
行動次第で大企業に就職は可能だ!という事をぜひ知っていただきたいと思います。
・在学中の行動次第で、新卒時に大企業に採用されるパターン
・新卒で入社した企業で実績を積んで、その後に転職でステップアップするパターン
事例です↓
筆者(わたし):転職で日本企業および外資企業に入社!(現在はべつの会社へ)
親せき:中小企業⇒転職で日本の大企業に入社!(小売業のエリアマネージャーへ)
筆者である私や私の親せきのように偏差値の低い大学出身にも関わらず、大企業に入れたという実績があるので、可能性を信じてほしいと思います!
なぜ!?偏差値の低い大学でもチャンスがあるのか?
全ての大企業が一流大学出身者を狙っているわけではないからです。
これにつきます。
企業側は有能な人材や経験がある人材をつねに欲しています。
大企業は証券取引所に上場している場合が多いです。
...ということは、目に見えるかたちで利益を生み出す必要があります。
①利益を生みだす担い手がたくさん必要であること
②経験者であれば、その分即戦力としての活躍が期待できること
これらのために、良い人材を引き入れることができるように門戸を開けているということですね。
学歴(大学)フィルターによって、偏差値の低い大学出身は選考から外れることばかりではないことを知っておきましょう!
【実録】私はこのようにして大企業に入ることができた!
ここで具体例をいくつか挙げることによって信じていただきたいと思います。
また、大企業へ採用されやすくするコツ(体験談)をいくつか紹介します。
筆者(わたし):日本企業の大手、米国企業の大手に採用
中途採用として大企業へ採用された経験が2回あります。
1つめは日本の大手企業です。
2023年時点で東証プライムに上場している製造業の企業です。
色んな分野のお仕事をされている会社ですが、私が属したのは『医療機器』でした。
2つめは米国と日本の大手企業の合弁会社です。
それぞれの会社は米国で上場していたり、日本で上場していますが、この合弁会社自体は非上場です。
医療機器の製造と販売をおこなっております。
1)日本の大手企業へのみち
転職サイトを活用しました。
在職中にいくつかのサイトで調べているなかで見つけたのが日本企業の大手でした。
サイト経由でエントリーした後、履歴書の送付という流れでした。
筆記試験のたぐいは無く、面接を2回うけました。
あとから聞いた話ですが、1回目の面接でが決まっていたそうです。
2回目の面接は役員面接でしたが、念のための最終チェックだったそうです。
2)米国の大手企業へのみち
転職エージェントを活用しました。
さきほどの日本の大手企業を退職してフリーのときに出会った会社です。
希望業界および職種などの条件をエージェントにつたえると見つけてくださいました。
こちらも筆記試験のたぐいは無く、面接を2回うけました。
親せき:日本企業の大手に採用~エリアマネージャーへ!
大学はわたしよりも偏差値の低い大学の出で、中小企業の小売業界へ就職。
そこでの働きぶりを買われて、大手企業の小売業界へ転職されたとのことです。
いまやエリアマネージャークラスまであがって、えらくなられています。
こちらはわたしのように転職サイトやエージェントを活用したわけではなく、スカウト(ヘッドハンティング)されたかたちですね。
知人:高卒で中小企業から転職で日本企業の大手~職長クラスへ!
この方は高卒で、いったん中小企業の製造業へ就職。
転職サイトをつかって現在所属されている大企業に応募されてみごと採用決定を勝ち得たというながれです。
大企業へ採用されやすくするためのコツ
わたしが在籍した偏差値の低い大学だと、有名大学や偏差値の高い大学とくらべて、学歴フィルターにて落選されやすいというハンディがつきものです。
すこしでも企業側から「おっ!?」と思われるような準備が必要となります。
1)学生時代に経験した内容をアピール
企業との面接の場では『経験やスキルを変化球でアピール』しましょう。
あくまで『変化球』で企業側に伝えるんだ!という事を知っておいてください。
アピールした『習得したスキルや経験』はそこまでレアでは無い場合があるからです。
たしかにあなたご自身の近しい人の間ではレアかもしれません。
でも、企業には色んな人が採用されたい!と応募してきます。
その人たちの中にはあなたと似たような経験をしている人がいる場合があるからです。
たとえば、わたしが学生時代に経験したものといえば、『海外留学』です。
所属していた大学の交換プログラムでイギリスに約1か月間の短期留学に行ったのですが、過去に所属していた大企業にはもちろん海外留学されていた人はいましたし、現在所属している中小企業にも何人かいます。
企業側の面接官から『何か学生時代に経験したことはありますか?』との問いに対し、
あなた『海外に短期留学したことがあります』と答えたとします。
おそらく面接官は『ほぉ、そうですか』と返事が返ってきますし、『その留学で何か得ましたか?』と追加の質問がくると思います。わたしは実際に前述のような質問が飛んできました。
これに対し、ただ単に『短期留学にいった事がある』だけのアピールでは弱いです。
アピールするならば...
・相手の言葉を同時通訳できる → 海外事業部門や通訳業として採用される可能性
・三か国語を話せる → 同じく海外事業や通訳として採用の可能性
・未知の場所でも臨機応変に対応できる → 海外赴任や出張等が可能な人材だと認識される
こういった感じで短期留学を通して得た『経験』をアピールすることがポイントです!
2)学生時代に得ておきたい経験やスキル
学生時代に習得できるスキル経験で思いつくところでいえば、
・企業インターンシップへの参加
・海外留学
・学内のサークル活用やクラブ活動
・在学中のアルバイト経験
などがあります。
これらの中から最低でも1つは経験しておき、面接の場でアピールできるエピソードなどを想定しておくことが理想です。
それとパソコンスキル(Excel、Wordなど)を得ておくことは必須です!
職種によっては使わない場合もあるかもしれませんが、非製造系の職種であれば業務で使わない日は無いといってもいいほどです。
私は教育側として、入社してきた方へ業務を教える際に苦労したことのランキングに必ず入れるのが『パソコンスキルが乏しい人』です。
厳しい言い方をしますが、企業側は業務を教えるのであって、Excelの機能を教えたりパソコンの使い方を教えたりに時間を割く余裕はありません。
教育者も日々の業務を持っているかたわらで新入社員さんに業務を教えるのですから、最低限基本的なパソコンの使い方は知っておきましょう(Excelは必須。Wordもできれば)。
3)他の会社を経て大企業を目指す場合
大学を卒業して就職した企業で数年経験を積んでおくことが理想です。
できれば、入りたい大企業と同じ業界や職種の業務で経験を積みましょう。
大企業側からもステップアップとして認められやすいです。
企業側で中途採用を募集する場合、『即戦力』ないしは、『前職で同じ業界を経験している人』をターゲットしていることが多いです。
いったん中小企業などで経験を積んでから大企業へというルートは、正に企業側が望んでいる人材といえるからです。
前職で培った経験をアピールしましょう。
その場合は、成功談だけでなく失敗談も必ず伝えること。
その際には失敗の中からどういった経験を得たか?次回はこのようにしようと思った!などと伝えることができれば、企業側にアピールとして成功の一歩と言えます。
わたしは過去に4度転職経験をしていますが、
『短期留学で何を得たか?』
『前職の経験で何ができるか?』
『前職の経験のなかで失敗談はあるか?その場合どのように対処したか?』
は、必須で聞かれましたので、準備が重要だ!と理解してもらえると思います。
まとめ
今回は『偏差値の低い大学出身でも大企業に入れる可能性』について、筆者である私や知人などの事例を活用してお伝えしました。
・偏差値の低い大学出身でも大企業に入れる可能性があることを知ること!
・企業側は有能な人材や経験がある人材を要望していることを知ること!
・大学から直接大企業を狙うのは厳しいが、他人と違う経験がきっかけとなる!
・いったん中小企業で経験を積んで、大企業を狙うことも可能!
偏差値の低い大学であることは、偏差値の高い大学よりも就職活動や転職活動をするうえでスタートラインの時点で差が発生することは否めない。
しかし、在学中の行ないや、大学卒業後の社会経験によって、大企業への道が開けることも知っておいてほしいことを、例題を交えながら紹介してきました。
大学フィルターをくぐりぬけて、面接の場までたどりつけたらチャンスです。
あなたが経験してきたことやスキルをうまくアピールして、大企業への採用をゲットしましょう!