こんにちわ!ちぬまるです。
氷河期世代で大学卒業後に4度転職を経験。
現在の会社で課長を務めています。
卒業した大学の偏差値はあまり高くありませんが、
下記のような転職経験があります。
・卸売製造会社(中小日本企業)…総務部門
・医療機器管理会社(中小日本企業)…営業部門、生産管理部門
・医療機器製造会社(大手日本企業)…営業部門
・医療機器製造会社(外資系)…営業部門
・輸送機器製造会社(中小日本企業)…品質管理部門、資材調達部門
いざ、仕事を探そうと思っても何から始めて良いの?
効率よく探す方法ってないのかな?
この記事はこんな方にオススメです!
・就職活動するにあたり、何から始めたらよいか混乱している
・効率よく仕事探しをしたい!
今回紹介する逆算思考を覚えれば、仕事探しだけでなく、会社で仕事にも活用することができますので、ぜひマスターしましょう!
逆算思考とは何か?
逆算思考とは、目標となるゴールを定めて、そこから自分が今いるスタートまで遡っていくまでの間で『何をいつまでに解決すべきか』を洗い出して考えることです。
また、その流れで計画組みを行なうことです。
重要なのは『必ずゴールからさかのぼること』です。
自分が今いる地点から、『あした何をやって~』『その次に何をやって~』という積み上げ方式ではありません。
仕事探しに逆算思考を使う重要性について
仕事探しに逆算思考を使う重要性について、2つの側面から説明します。
・『何をしないといけないのか?』が明確になる
・『いま何をするべきか?』が明確になる
『何をしないといけないのか?』が分かる
ゴールにたどりつくには、色々な作業をクリアしないといけない場合が多いです。
逆算思考でその『色々な作業は何があるか?』を振り返ることができます。
例えば、、、
『ごはん(米)を食べる』がゴールだと仮定しましょう。
精米された米と、炊飯器を持っているという条件のもと、ゴールまでの作業を洗い出します。
【ゴール】ごはんを食べる
↑
・茶碗にごはんを盛る
↑
・米が炊き上がる
↑
・炊飯器に洗った米をセットして、炊飯ボタンを押す
↑
・米をとぐ
↑
【スタート】炊飯釜に必要量の米を入れる
このように、ゴールまでにやらないといけないことが見えると、『何をしないとゴールにたどりつくことができないのか?』が明確になります。
次に、『いま何をしたらよいのか?』を明確にする方法をみていきましょう。
『いま何をしたらよいのか?』が分かるようになる
先ほど『ごはんを食べる』をゴールと見立てて、そこまでの作業を洗い出すことをしましたが、ゴールまでの作業のひとつひとつにかかる時間をおよそでも良いので検討します。
たとえば、、、 (時間は仮のものと見てください)
【ゴール】ごはん(米)を19時には食べ始めたい!
・茶碗にごはんを盛る … 1分
・炊飯ボタンを押して米が炊き上がるまでの時間 … 50分
・米をとぐ … 5分
・炊飯釜に必要な量の米を入れる … 3分
【スタート】現在の時間は18時だ!
この場合は、ごはんの準備をするのにトータルで59分かかることが分かります。
そして、スタートの時点でゴールまでの残り時間が1時間しかない事も分かります。
今すぐにでも米を炊く準備を開始しないといけませんし、18:50までには炊飯ボタンを押す必要があることも分かります。
このように、いつスタートをきる必要があるのか?その作業はいつまでに終わらせないといけないのかが見えるようになるのです。
逆算思考を使ってみよう!
実際に『仕事探し』において、逆算思考を使ってみましょう。
ここでは、およその流れを逆算思考にもとづいて記載しています。
仕事探しに逆算思考を使ってみる
『漠然と仕事探しをする』のではなく、ゴールから逆算することで、
『自分は何をすべきか』を洗い出すことにもつながります。
『何に向いているか分からない』ならば、まずは『自己分析』から始めるべきと分かるわけです。
下記は逆算思考を取り入れた場合の一例です。
<前提条件>
大学卒業後4年目の26歳で、現在どこにも就職していない。
自分が何に向いているかを理解できていない。
【ゴール】就職希望先から採用決定の連絡を受ける
↑
・採用可否の連絡を待つ
↑
・役員面接を受ける
↑
・一次面接を受ける
↑
・履歴書を送付する
↑
・履歴書を作成する(記入する)
↑
・サイト(就職、転職)やハローワークなどで就職希望先をみつける
↑
・就職先への条件を自分で定める(勤務地、初任給、年間休日、職種など)
↑
・業界研究、企業研究、職種研究をする
↑
【スタート】自分の適性を見つける(自己分析)
逆算思考力を鍛えるためのトレーニング法
トレーニング方法として2つ紹介します。
1)迷路をゴールからたどってスタートに向かう
これは、幼少期からやろうと思ったらできるトレーニング方法です。
通常はスタートからはじめて、いろいろ道に迷いながらゴールを目指す遊びですが、ゴールからさかのぼることでどの道を選んだらスタートにつながっているかを探す動きとなります。
私は幼少期のころから、迷路をやるのも作るのも好きでしたが、やるときには無意識にゴールからさかのぼってスタートにつなげるという行為をしていました。
これがゴールからスタートに向けたさかのぼる(逆算)という頭の使い方につながってきます。
2)日常生活のなかで逆算思考を取り入れる
かんたんなもので良いので、意図的に逆算思考を使う動きをして慣れるようにしましょう。
慣れれば、自然と逆算思考を使うことができるようになります。
前述の『ごはんを食べる』の手順のおさらいでも良し、旅行計画を逆算思考をつかって決めていくということでも良いと思います。
たとえば、旅行計画に逆算思考を使うのであれば次のようにすれば良いと思います。
◆8月1日から4日までの期間で沖縄旅行に行きたい
<前提条件>
・現在は6月1日
・旅行会社を通じて、7月10日までに旅行申し込みを完了する必要あり
【ゴール】8月1日から沖縄旅行へ出発
↑
・旅行に行くための荷造りをする … 7月31日
↑
・旅行会社で正式に申し込む … 7月10日
↑
・宿泊する場所を決める … 7月9日
↑
・沖縄のどこに行きたいかを決める … 7月8日
↑
・沖縄の観光場所を調べる … 7月7日
↑
【スタート】沖縄旅行に行きたいと思い立つ … 6月1日
まとめ
それでは今回紹介してきた内容をまとめます。
・仕事探しをするには逆算思考を使うと効率的に行うことができる
・逆算思考とはゴールである目標から遡って何の手順があるかを洗い出すこと
・逆算思考をつかえば、洗い出した各手順をいつまでにクリアすべきかが見えてくる
・逆算思考に慣れるために、日常的にトレーニングをしておく