こんにちわ!ちぬまるです。
氷河期世代で大学卒業後に4度転職を経験。
社会人として仕事をするうえで
・実家暮らし
・一人暮らし
の両方の経験があります。
今大学3年です。今は実家に住んでいます。
就職活動をするうえで、一人暮らしをしょうか悩んでいます。
実体験としてどうなのか知りたいです!
この記事はこんな方にオススメです!
・働きはじめたときに、一人暮らしのメリットを知りたい
・一人暮らしをしながら会社に通っている人の実体験が知りたい
今回紹介する筆者の事例を知れば実際にどうなのか?の参考になると思います。
ぜひ何度も読んであなたのベストチョイスに活かしてください!
仕事探しのときに『一人暮らし』は有利!?
就職先をさがすときに制限をかけたくないなら、だんぜん『ひとり暮らし』です!
就職先をさがすときの候補がひろがります。
これは需要(会社側)と供給(労働者側)のバランスが理由です。
首都圏の都市や主要な大都市であれば、色々な会社や営業所があるので、それなりに求人がありますが、地方都市や地方の郊外などになると、会社どころか営業所が無い場合もあるので、働きたくても求人を出している会社が無い...という点です。
有利だと思った点についての理由とは
一番の理由は仕事を探すときに選択肢をひろげるためです。
実家があなたの応募したい会社がたくさんある地域であれば良いのですが、大都市や首都圏などに住んでいないかぎり、家の近くに会社が多いということはレアケースだと思います。
一人暮らしを選択するならば、あなたが採用されたい会社の通勤可能なエリアに住めばよいので、可能性として日本全国どの地域でも応募可能エリアということになります。
筆者の場合は、転職活動のときに、給料の額面を今より増やすことが第一目標で、通勤エリアについては二の次でした。(実家を出て一人暮らしをしてOKと思っていた)
転職サイトをつかって仕事探しをしたのですが、東証プライム(旧東証一部)上場されている日本の企業で、大阪営業所での求人をされていた案件に応募し、採用いただきました。
通勤エリアを限定しなかったからこそ採用を勝ち得たと思っています。もし、実家から通える範囲内でしか探さないならば、おそらくこの会社には巡り合っていないと思います。
一人暮らしの実際のところは...
一人暮らしについて良いところをクローズアップして述べてきましたが、ここからは筆者が実際に体験した事を元にして、『良いところ』と『悪いところ』の両方を紹介していきます。
ひとり暮らしのメリット
まずは良いところからです!
『職場探しをするときに制限がかかりにくい』点が最大のメリットです。
それ以外にもメリットがあるので、次で詳しく実例とともに見ていきましょう。
ここがマル①『仕事探しのときに制限がほぼ無い』
日本全国の企業および営業所の求人にたいして、遠慮なく応募することができます!
※これまで紹介してきたとおり
『住んでいる地域に制限が無い = どの地域の会社にも通勤することができる』
という図式というわけです。
よって、今住んでいる実家がどこの地域にあったとしても、あなたが採用される会社の通勤できる場所に引っ越せばよいだけなので、制限が無いというわけです。
この理論でいくと、海外も含まれますね(笑)
筆者は関西地域の地方都市の郊外に住んでいました。
転職活動のときには、住む地域の制限をはずして、大阪の営業所に配属される会社に採用されたという経験があります。
その会社は東証プライム(旧東証一部)に上場しているメディカル部門の会社でした。
それ以前の会社もメディカル部門の中小企業に勤めており、給料面などの待遇アップをねらっていたので、同じメディカル業界で探していたときに、住む地域の制限をはずしたおかげで見つけることができました。
実家暮らしに固執していたら採用獲得どころか応募すらしていなかった...という事例ですね。
ここがマル②『職場までの通勤時間を短くすることができる』
職場に近いところに住むことができます。
さきほどの『仕事探し』の事例と似ています。
あなたがココが良い!という場所に引っ越せばよいだけなので、職場から徒歩10分!とか電車を使っても片道20分以内という場所を選ぶことができるのが一人暮らしの強みです。
筆者の場合は、仕事とプライベートを切り離して考えたかったのと、都会の喧騒からは逃れたかったので片道40分くらいの場所に住む場所を構えました。
採用された会社からは電車一本で最寄り駅まで着けて、片道20分くらいのところをオススメされましたが、職場の他の人たちがオススメ場所に4人くらい住んでいたので、家に帰ってもプライベートな時間を束縛されることを懸念し、前述の片道40分くらいの場所に住むことにしました。
ちなみに筆者の友人は職場から近いほうが良いということで片道10分くらいのところに住んだというケースがあります。ただ、職場の人たちのたまり場になったということです。わたしにはたえられません(笑)
筆者の場合は、逆に遠くに住むというレアケースでしたが、一人暮らしだからこそ場所を自由に選ぶことができるという例としてとらえていただければと思います。
ここがマル③『気ままな自分だけの時間を生み出せる』
休みの日や仕事が無いときは『あなただけ』の時間です!
実家に住んでいたら、親や兄弟などがいますから、時間をつかうときに一緒に住んでいる家族の影響を受けるでしょう。
一人暮らしだからこそ可能なところです。
休みの日はゆーっくり起きるのもよし、何もしないのもよし!
朝からどこかへ出かけるのもよし!
とにかくあなたの自由です!
実家暮らしでは経験できないものです。
筆者はテレビの情報で住んでいた地域から電車で15分ほど行ったところに、おいしい和菓子のお店がある(しかも開店から早い時間帯に売り切れる)ということを知って、仕事の休みの日に早く起きて店に買いに行ったという経験があります。
一人暮らしだからこそ、自分だけの判断で何をする!ということが決められるわけですね。
ここがマル④『親の干渉を受けずにすむ』
当たり前ですが、基本的には親の干渉をうけません(笑)
実家から出て一人暮らししているから当たり前なのですが...。
あなたが親の干渉がいちいちうるさいから、はやく実家を出て自立したい!というお考えならば、一人暮らしをするのが一番です。
さきほどの事例でも少し触れていますが、その家にはあなたしかいないので、何をするにもあなたの自由です!
筆者の場合は小さいころから親の干渉が多かったので、一人暮らしのときには自由を謳歌しました(笑)
ここがマル⑤『自立していると他人から思われやすい』
一人で頑張っているんだね!と自立していると思われやすいです。
一人暮らしは生活をするうえで、ぜんぶ自分でなんでもしないといけないので、それらを全部やっている⇒すごい!と思われやすいというわけです。
筆者自身はこれで何かメリットを受けたという記憶はないですが...。
ひとり暮らしのデメリット
つぎにデメリットを紹介します。
どれも大きなデメリットですね...。
『実家暮らし』ならば、一人暮らしのデメリットがメリットに変わります。
これについては『実家暮らし』について紹介している別記事を参照ください
ここが×①『生活の基本はすべて自己責任』
食事の準備から、洗濯などすべてあなた自身がやる必要があります。
なぜならあなた自身しかいないからです。あたりまえか(笑)
仕事がある平日に洗濯をする時間はあまりありませんでした。
会社は9時から始まるのですが、当時わたしが職場に勤めていたころは始業時間の30分前には出社しろと言われていたので、朝は7時前に起きて7時40分くらいには家を出ていました。
仕事が終わって家に戻るのは夜8時半くらいでした。そこから晩ごはんを食べてフロ入って...でしたが、次の日の仕事のことを考えると夜に洗濯をする気には...なれません(笑)
結局、洗濯は土曜日にまとめてやるという感じでした。
また、晩ごはんですが、自炊できる準備はしていましたが、ごはんを炊くというのは基本的には土日のみで、それ以外は仕事帰りにスーパーで惣菜を買ってすますというのが定番でした。
とにかく自分でやることの大変さと、親のありがたみが分かったという、良い経験をさせてもらったと思っています。
ここが×②『余裕資金がなかなか貯まらない』
実家にいる時より貯まりにくいです(笑)
給与から生活資金に使っていくことが増えるからです。
朝昼晩の食事、住む場所の家賃の支払い、光熱費(電気、ガス、水道)の支払いなどに給料で得た収入分からどんどんとお金が消えていきます。
一人暮らしの月平均費用 合計: 107,000円
電気代:6,000円
ガス代:3,000円
水道代:2,000円
食事代:45,000円
家賃 :51,000円
※電気代、ガス代は東京電力ホールディングスからの情報引用
※水道代は三菱UFJニコスからの情報引用
※食事代はJCBからの情報引用
※家賃はホームズからの情報引用
手取り額から上記一人暮らしにかかる生活資金を差し引いた分があなたの残りとなります。また、ここから通信費(スマホ代や自宅のネット代)が引かれますので、手取り額が仮に18万円だとすると、実質手元に残るのは5~6万円くらい以下になると思います。
実家暮らしは一人暮らしよりもプラス7~8万円余裕がでるので、それを年間で表すと90万円程度の差となり、かなり大きい差となります。
早くお金を貯めて何かをしたい!という人にとっては、一人暮らしはデメリットになるでしょう。
ここが×③『つらいときの寂しさ』
とにかくさびしいです(笑)
筆者は学生時代に一人暮らしをしたことが無かったうえ、基本的に寂しがり屋なので、これは結構こたえました。
一人暮らしを始めるときの引越しのときに、両親がついてきてくれたのですが、引っ越しが一通りおわって、夕方に両親が帰るとなったときに、無性に寂しさを感じたことを今でも思い出します...(うるうる)。
また、仕事やプライベートで何か気落ちしたとき、風邪をひいたりして気分が悪くなった時、身近な頼れる人がいないので不安です。
筆者の場合はさいわいなことに、一人暮らしをしている間は数か月で、そのあいだは風邪など体調を崩すことは無かったのですが、崩していたらどうなっていたのだろうか!?と思い返すと不安になります。
ここが×④『環境がダブルで変わることでのストレス』
新しい就職先で仕事を始めるだけでもストレスなのに、プライベートである生活面も同じタイミングで環境が変わるとあなたの心身に大きく負荷がかかります。
仕事面で覚えないといけないことがたーくさん発生するのに、プライベートでも覚えないといけないことがたくさんあると、心身ともに参ってしまいます。
そこから体調を崩すということも考えられます。
メンタルがあまり強くない方、極度のさびしがりの方は一人暮らしと新しい就職先を同時にすることは避けたほうが良いかもしれません。
筆者はメンタルがあまり強くなく、またさびしがりのところがあるので、一人暮らしはけっこう精神的にしんどい思いをしました。
ここが×⑤『今の仕事を辞めるときの生活面の支障』
仕事を辞めて収入がゼロとなる場合、一人暮らしはデメリットとなります。
なぜなら、親元で実家暮らしをしているのと違い、家賃や光熱費などを自分で払っていることが基本であるにも関わらず、その支払いにあてる資金が尽きてしまうからです。
今の仕事を辞めるまえに新しい就職先を決めておくか、半年以上の生活資金を蓄えてうえで今の仕事を辞めるかを考えた方が良いと思います。
筆者の場合は、生活資金が底を尽きるまえに一人暮らしをやめて、実家に戻りました。
おそらくではありますが、一人暮らしのまま次の就職先を探す動きをした場合、就職先を妥協して自分の望まない人生になっていただろうなと思います。
まとめ
今回は『新社会人として働くのに一人暮らしの良い点と悪い点』について、筆者である私の事例を活用してお伝えしました。
それではおさらいです↓
・仕事探しで制限を無くしたい!ならひとり暮らしがおすすめ!
・ムダな通勤時間を短くできるが分かります!
・自立心を養うことができる点がある
・生活リズムを整えるには自分を律することが重要!であることを理解すべし!
・一人暮らしはお金を早く貯めることにはデメリット
・メンタルが弱い方、さびしがりの方は一人暮らしはおすすめできない
・一人暮らしの場合は仕事を辞めたときの生活資金の枯渇に注意が必要!